秋田の学生さんへ

こんにちは。響です。
お酒では日本酒が一番好きです。でも最近ジンにも目覚めました。

今回は、改めて、私の自己紹介をしたいと思います。

1.改めまして、私は

名前は響と書いて「きょう」と読みます。
秋田の港町で生まれ育ちました。
今は秋田大学4年生です。
教育文化学部、地域文化学科というところにいます。

小学校はソフトテニス部、
中・高は吹奏楽部。
大学ではサークルにも入っていましたが、主にバイトばかりしていました。

大学3年生から長期のインターンシップをしていたり、
Facebookに長文を投稿したりするせいか、
よく、起業したい人や、
何者かになるために行動している人だと思われていることがあります。

でも、起業にはあまり興味がなくて、
将来は「経済的に自立&安定してるお母さん」に
なりたいです。
この「経済的に自立&安定している」が私の中では重要で、
そのためには何をすればいいのかを知るために
インターンシップをしていました。

経済的な自立と安定は、
自分の責任のもとで自由に好きなことをしたい、という想いからきています。

 

 

2.私がしていることは

この一年、初めましての挨拶の後に
Facebookで見たことあります」とか
「よく名前は聞きます」と言われることが増えました。
Facebookの友達の友達とかに出ているからかな、と思いますが
覚えていてくれてありがとうございます。
初対面だとあまり詳しく話せなかったり、
Facebookにもしっかり書くわけではない方なので
私が何をしているのか、実は友達も含めて
あまり知らないということに気付きました。

(就活については
お世話になった方々への報告の気持ちで
自分の考えを書くようにしていたのですが。)


就活前、私が学生時代に頑張ったと胸を張れることは

実はあまりないです。

なぜなら、実績がないから。

例えば、留学とか、ビジコンに出たとか、何かしらの賞をとったとか。

でも、インターンは秋田に住んでいる学生の中では積極的にやっていた方だったと思います。実際、就活とかインターンのことに関して、後輩に話してみてあげてほしいと友人から頼まれるようになりました。

3.インターンシップを始めたきっかけ

私は意識高い系だと思われているかもしれませんが、
本当のところ、インターンは成り行きでゆるゆると始まっただけでした。
インターンをしよう!!」という意気込みは皆無。
そもそもインターンとはなんぞや、という状態でしたが
ノリで始めました。

 

少し遡ると、中学生くらいから漠然と
「将来は、安定していそうだから公務員になるか大手企業に入ろう。」
と思っていました。

高校生のときは、
「同じ仕事をしても高卒というだけで
大卒よりも評価が下がるのは悔しい。
だから大学に行こう。
でもそれ以外に大学に行きたい理由はないから、
できるだけお金のかからないところに行こう。」
と考えていました。

はれて大学生になったわけですが、
「3年生になったら対策を始めればいいから、
それまでは人生の夏休み。遊ぼう。」というのが大学1年の時の私の考えです。
ついでに言うと、アンチ意識高い系でした。
留学/休学/熱い部活・サークル/学生団体/海外 etc.
そういうものに対して苦手意識を持っていました。

 

でも、いざ3年生になる前に
就職について調べたり考えたりするようになった時、
こう思いました。


「公務員や大手は、本当に安定しているのか?」

 

この2つは、それまで親を筆頭に周囲の大人が
口をそろえておススメしていた仕事でした。
だけど、どうしても行政の仕事は私に向いているとは
思えなかったうえに、
大手の企業に対しても
「そもそも個人が会社に依存することは危険なのでは?」と感じていました。

ただ、自分の中に芽生えたこの気持ちを素直に話せる人が
周りにいませんでした。


そんな時に、なんとなく
「秋田 就職」でググったら
「秋田就職総合研究所」がヒットしました。
HPの中で
『受験は塾や予備校に行くのに、
就活は1人でやるのか?』というようなことが書かれていて
それにすごく興味をもち、連絡をしてみました。

4.Who is 須田さん

連絡をしてからすぐ、
会社の代表の「須田さん」と会うことに。
ネットで知り合った知らない大人に会うことには
抵抗感がありましたが、お世話になった大学の先輩たちが
須田さんとよくBBQをしていることを知っていたので、
先輩たちを信じて会ってみることにしました。

 

須田さんはリクルートを辞めたあと、
地元秋田で秋田就職総合研究所という会社を立ち上げて
1人で、学生の就活や社会人の転職の支援などをしていました。

(この1年後、(株)あきた総研に社名が変わり、
社員も増えました。)

実際に会って話してみて、
須田さんは就活や今の時代について、
脅したり煽ったりするわけではなく、
でも他の大人は教えてくれなかったことを
話してくれました。

それがすごく面白かったことと、
それまで自分が感じていた違和感への答えとして
腑に落ちることばかりだったことを覚えています。
自分はまだ全然何も知らないのに、
少ない選択肢の中から人生を決めようとしていたんだなぁと思いました。

その日、
「とりあえず、うちでインターンしてみれば?」と
誘っていただき、
「あ、じゃあ、よろしくお願いします♩」みたいな感じで、
インターンを始めました。
具体的に何をするのがインターンなのかなどは
全く知りませんでしたが、
今となってはこれが人生のターニングポイントでした。
この時やってみて良かったです。

5.インターンの内容

私のインターンシップの目的は
「納得感をもって進路を決めること」

そのための目標は
・いろんな大人に会う
・多様な価値観を知る
・情報を集める など。

業務としてやっていたことは、
須田さんの秘書っぽいこと。
具体的には、

・レシートの整理
・イベントの手伝い(告知・集客・運営)
・名刺の整理
・打ち合わせの同行

あとは、自分の考えやイベントの感想を
会社のブログで投稿したり、
Twitterで学生に向けてイベントを告知したり、
あきた総研の認知度を上げるための発信をしていました。

6.インターンをやって良かったこと

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  1. 色々な立場の社会人の話をたくさん聞けた
  2. 社会の仕組みについて知ることができた
  3. 自分について知ることができた

細かく挙げたらキリがないのですが、
大きく分類したらこの3つになると思います。
このあたりは、また別の投稿で書きたいと思います。

7.今、私が考えていること

インターンを始めてから、
行政、民間、NPOなど様々な形態のお仕事の方と出会いました。
また、立場としても経営者、人事、営業、バックオフィスなど
幅広い層の方のお話をたくさん聞くことが出来ました。
そのうちに、自分の在りたい姿が分かり、
最終的に、そこに近づけそうな進路を選びました。

ただ、私には「自分の好きな生き方を選ぶ」という考え自体が
ずっとなかったので、
長いこと自分の中にあった「こうするべき」という思い込みと、
気付いてしまった自分の理想の間で
今もまだ気持ちは揺れたりするし、勇気も自信も足りていません。

だから、別に進路が決まったからといって
何かが変わったわけでもなく、
やっとここから、という気持ちが強いです。


まだまだ出来ないことばっかりで、
すぐにパンクしそうになります。

ただ、ここから自分の世界がまた広がることは
純粋にすごく楽しみだし、
インターンを通して
同じ感覚を持っている友達にも出会えて
すごく心強いです。

こんな風に、将来に対して前向きな気持ちで
卒業できることは大学に入ったとき、
全く想像できませんでした。

 

1人で情報を発信し続けてくれた須田さんと
色んな考えを教えてくれた先輩たちのお陰です。
だから私も、自分の考えを発信しようと思いました。

長くなりましたが、最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
1人でも誰かの、なにかのきっかけになれば幸いです。

これを読んで
あきた総研や、インターンシップに興味をもってくれた方は
ぜひ、会社の事務所に気軽に遊びに来てください。
秋田大学の近くのコワーキングスペース(カフェ兼オフィス)です。

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